2011年4月3日日曜日

"ゆめ風基金"

16年前の阪神大震災の5ケ月後に、永六輔が提唱した"ゆめ風基金"が今回の東日本大震災でも活躍している。この運動は被災地の障碍者を支援するもので、阪神以外でも各国の震災地を支援している。東日本大震災、これだけ大きい被災地域なので基金の拡大を永六輔が、ラジオで呼びかけた。1人10年間で1万円、10万人を目指しています。1人1ケ月200円未満、年払いで1000円でこの運動を支援できます。
               私もささやかながら応援したいと思います。


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◆【ゆめ風基金】を呼びかけて10年・・・

 あの大震災の5か月後に、ふだんから非常事態に備えておこうと【ゆめ風基金】運動が発足しました。10ヵ年計画はいま14年、この間にご支援くださった方は1万人あまり、基金も2億円を超えたところです。おかげさまで、いつ、どこで大災害が起きても、その地の障害者たちがすぐに支援活動を展開できる資金面のメドが立ちました。ありがとうございます。

 われわれのモットーは「ほんとうに必要なところへ確実にしっかり届けたい」です。そこで、いち早く正確な情報が得られるネットワーク「ゆめ風ネット」を、少なくても都道府県に1ヵ所はほしくて、いま全国に募っています(現在49ヵ所)。また、2001年にNPO法人格を取得して基金の透明性をより明確化することができました。

 これまでに支援できたのは、阪神大震災はもとより、北関東豪雨、トルコと台湾大地震、有珠山噴火、東海豪雨、鳥取地震、インドとエルサルバドル大地震、十勝沖地震、北陸豪雨など、累計39,074,009円です(協働の「被災地障害者センター」がいつも1割をプラス)。海外の障害者まで支援できるなんて思いもしませんでした。ご支援くださった方々に心から感謝しています。
そして、阪神大震災で被害に遭った障害者団体17ヵ所に無利子の貸し付け8850万円を行ってきました(完済)。

特定非営利活動法人 ゆめ風基金

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